不動産ニュース / 開発・分譲

2022/1/21

東京・目黒で複合施設を着工/日本郵政不

「(仮称)下目黒五丁目計画」外観イメージパース(敷地北西側から)

 日本郵政不動産(株)は21日、複合施設「(仮称)下目黒五丁目計画」(東京都目黒区)の新築工事に着手したと発表した。

 JR山手線「目黒」駅より徒歩約18分に位置。敷地面積約1,990平方メートル、延床面積約9,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建て。
 同プロジェクトは、グループ会社保有資産を活用した開発。2~11階の介護付有料老人ホーム(総戸数88戸)は(株)長谷工コーポレーション(運営は(株)長谷工シニアウェルデザイン)、1階スーパーマーケットは(株)ライフコーポレーションに賃貸し、竣工後は各社が運営する。

 地上部緑化に加え、空中庭園を設置。各階バルコニーにも植栽を配置することで、居室内・建物外双方から緑を楽しめるようにする。居室部にはLow-Eガラスを採用し、環境負荷軽減と快適な暮らしの両立を目指す。感染症対策として、老人ホームでは、抗菌効果のある仕上げ材や非接触型のエレベーター等を採用。さらに、当該敷地に植えられていた桜の木を竣工時に敷地へ戻すことで、既存の周辺環境保全にも配慮する。

 竣工は2023年10月、老人ホームは同年12月開設の予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。