不動産ニュース / 開発・分譲

2022/1/24

大阪のマンションに冷凍宅配ボックスを初採用

実証実験時の冷凍・冷蔵宅配ボックス

 東急不動産(株)およびパナソニック(株)は、分譲マンション向けの冷凍・冷蔵宅配ボックスを開発し、東急不動産が大阪市中央区で分譲予定の「ブランズタワー大阪本町」(総戸数302戸)、「ブランズタワー谷町四丁目」(同174戸)で採用する。国内の分譲マンションにおける冷凍機能のついた宅配ボックスの採用は、日本初の取り組み。

 パナソニックが2021年1月に開発した受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーをベースとして、インターホンシステム連携や非接触キー対応など分譲マンション用途への変更開発を進めてきた。その中で、心斎橋東急ビルの東急不動産のオフィス内に受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーを設置の上、ヤマト運輸(株)および佐川急便(株)の協力のもと実証実験を実施。その結果、同ロッカーに配送された商品の温度帯に問題がないことを確認できたため、今回の本格運用開始に至った。2物件においてもヤマト運輸、佐川急便が配送を担当する予定。

 「ブランズタワー大阪本町」は、Osaka Metro堺筋線・中央線「堺筋本町」駅から徒歩3分に立地。敷地面積2,094.82平方メートル、延床面積3万2,681.45平方メートル、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上43階建て。竣工は23年11月の予定。「ブランズタワー谷町四丁目」は、Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅から徒歩3分に立地。敷地面積1,107.68平方メートル、延床面積1万7,340.36平方メートル、鉄筋コンクリート造地上31階建て。竣工は24年1月下旬の予定。引き渡しは両物件とも24年3月の予定。

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宅配ボックス・宅配ロッカー

不在時に荷物などを受け取るための設備。配達人がロッカーに荷物を入れると鍵がかかり、荷宛人は暗証番号や認証カードを用いて受け取る。宅配ボックスは、一般に、マンションの共用部分に設置されている。

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