阪急阪神不動産（株）は31日、コンパクトオフィスビル「阪急阪神上野御徒町ビル」（東京都台東区）を竣工した。
東京メトロ日比谷線「仲御徒町」駅から徒歩1分など、8駅12路線が利用可能な立地。敷地面積235.41平方メートル。鉄骨造・地上12建て、延床面積2,167.02平方メートル。
コロナ禍によりオフィスの在り方が見直されていることを受け、ワンフロア約50坪のコンパクトな設計とし、各フロア1テナントが入居する形式で、独立性を高めた。エントランスにはカメラ付きの無人受け付けシステムを設置し、エレベーターを訪問先のフロア以外に停止しないよう設定することも可能。
また、家具・会議室付きのセットアップオフィスも用意。初期費用を抑えて事務所移転できるようにした。セットアップオフィスは、固定席仕様、フリーアドレス仕様、コミュニケーション空間を多く確保した仕様の3種類から選択が可能。
オフィスだけではなくクリニックや美容院等の店舗としても利用できるよう、給排水設備用のパイプスペースや予備電源を確保。室内の空気を1時間に2回入れ替える機械換気システムや手動で開閉できる窓も設置し、従業員や顧客が安心して利用できるようにした。
2月下旬から、セットアップオフィスのモデルルームを開設する予定。
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