不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/2/14

増収増益/ADW21年12月期

 (株)ADワークスグループは10日、2021年12月期決算(連結)を発表した。

 当期の売上高は249億6,100万円(前期比48.2%増)、営業利益は9億3,300万円(同44.5%増)、経常利益は6億5,000万円(同52.2%増)、当期純利益は3億1,200万円(同17.8%増)となった。

 主力の収益不動産販売事業では、コロナ禍前まで主力としてきた3億~5億円クラスの居住用の物件に加え、オフィス物件の中でも需要の旺盛な10億~40億円クラスの中規模オフィス物件の仕入れ活動に注力。不動産小口化商品販売事業において、金融機関との提携による販売ネットワークの拡充が奏功したことにより、好調に推移し、セグメント売上高は203億1,800万円、営業利益は14億9,600万円。

 ストック型フィービジネスでは、同社グループが保有する収益不動産からの賃料収入を収益の柱としているため、好調な収益不動産販売事業に連動し、安定的に売り上げ・利益を確保。また、工事受注等についても、期末にかけて大型の案件を獲得等の成功した結果、セグメント売上高49億4,200万円、営業利益6億5,200万円を計上した。

 次期は、売上高300億円、経常利益8億円、当期純利益8億円を見込む。

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