不動産ニュース / 開発・分譲

2022/2/15

郡山駅前で住宅・医療の複合再開発/野村不

「郡山駅前一丁目第二地区市街地再開発事業」完成イメージ

 野村不動産(株)は15日、個人施行者である(公財)湯浅報恩会ほか個人1人と推進する「郡山駅前一丁目第二地区市街地再開発事業」(福島県郡山市)において、福岡県より8日に権利変換計画の認可を受けたと発表した。

 同事業は、2008年に第一地区(10年竣工)および第二地区の一体型再開発事業として事業認可を受けたが、第二地区はリーマンショックの影響で一度事業が休止。18年に事業化に向けた検討を再開し、20年8月に同社が事業協力者として参画した。

 計画地は、JR東北新幹線・東北本線「郡山」駅より徒歩3分に位置。施工区域面積は約0.35ha、敷地面積は約2,942平方メートル。第一地区内に移転した「寿泉堂綜合病院」跡地に、共同住宅(総戸数約150戸)と医療施設(健診・透析センター)で構成する複合施設を開発する。延床面積は約2万600平方メートル。地域医療の下支えと都市型コンパクトタウンの実現を目指す。

 着工は22年度、竣工・引き渡しは25年度を予定する。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。