小田急電鉄(株)は18日、3月1日~5月31日の期間、「小田原ワーケーション」をテーマに実証実験を行なうと発表した。
3月1日に、小田原の「体験コンテンツ・イベント」と「ワークプレイス」情報を集約した専用ウェブサイトを開設。「体験コンテンツ・イベント」では、期間中、海辺でのワークとバーベキュー体験や小田原への移住体験ができるプログラムなど、仕事も余暇も楽しめるような企画を全23プラン用意する。季節の旬が味わえる収穫体験、伝統的な和風建築物を散策するガイドツアー、小田原かまぼこ通りで地元の名産を味わえるまち歩きツアーなど、小田原の魅力を伝えるイベントも順次開催する予定。
「ワークプレイス」情報では、市内18ヵ所のワークプレイスへのアクセスや施設概要に加えて、凸版印刷(株)が提供する混雑状況可視化サービスを活用してリアルタイムで空席情報も発信する。
これら、体験コンテンツ・イベント、ワークプレイスは、今後も小田原市や地域事業者・団体などと連携し、順次拡大。利用者アンケートを行ない、実証におけるニーズ・コンテンツなどを効果検証し、新たな体験型ワーケーションの事業化に向けた検討を深めていく。