
中央日本土地建物(株)は2月28日、学生レジデンスブランド「BAUS CROSS(バウスクロス)」の第1弾「バウスクロス北新宿」(東京都新宿区、総戸数138戸)および第2弾「バウスクロス相模大野」(神奈川県相模原市、総戸数98戸)を竣工した。
「北新宿」は、JR中央・総武線「東中野」駅徒歩9分。敷地面積829.98平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建て、延床面積延床面積2,803.96平方メートル。居室面積は14.17~15.28平方メートルで全5タイプ。電車・バスを利用し、約40分圏内で26大学・29キャンパスにアクセスできる。
「相模大野」は、小田急小田原線・江ノ島線「相模大野」駅から徒歩4分に立地。敷地面積732.11平方メートル。鉄筋コンクリート造地上15階建て、延床面積2,345.49平方メートル。高層階からは箱根の山々を望むことができる。居室面積は16.27~16.62平方メートルで全7タイプ。
いずれも、エントランス、各フロア入口、居室入口の3ヵ所にセキュリティを設け、訪問先の階にしか着床しない「着床階指定エレベーター」を導入。女性専用フロアも用意するなど、セキュリティ性を高めた。コミュニケーションを促進する共用スペースも整備。「北新宿」にはテレビの代わりにプロジェクターを設置したスペースを、「相模大野」には高い天井により開放感が溢れる空間を設けた。3月より入居開始。
同社グループは東京、大阪、名古屋等において29棟(約2,900室)の学生レジデンスを開発・保有しており、それらを住宅ブランド「BAUS」シリーズに体系化する。初弾の2物件はその先駆けとして、「BAUS CROSS」として運用を開始する。なお、2月25日には第3弾となる「(仮称)板橋区加賀一丁目プロジェクト」(東京都板橋区、総戸数89戸、2023年2月竣工予定)を着工した。既存物件についても、順次リブランディングを進めていく。
