不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/3

大京、青砥でニューノーマル対応のZEHマンション

「ライオンズ青砥レジデンス」完成予想図
モデルルーム
各戸に配布されるCO2センサー。住人が任意に設定した二酸化炭素濃度を超えると自動で換気扇が作動する

 (株)大京は、4月上旬から販売開始予定の分譲マンション「ライオンズ青砥レジデンス」(東京都葛飾区、総戸数53戸)のマンションギャラリーを24日にオープンすると発表。3日、報道陣に公開した。

 同物件は、京成電鉄本線他「青砥」駅徒歩12分の住宅街に立地。建設地は、自動車工場跡地。建物は地上8階建てで、断熱性を高め、従来建物より光熱費を20%以上削減できるZEH-M(オリエンテッド)認証を取得。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)でも最上級の五つ星を全棟・全住戸で取得する。

 新生活様式への対応として、全住戸の玄関に同社オリジナルの宅配ボックス「ライオンズスマートボックス」を初めて設置。提携業者が専用のICカードでエントランスを通過し、直接各戸のボックスへ配達する仕組みで、宅配用ボックス2つと食品配達用ロッカー、防災備蓄スペースを備える。エレベータは指でボタンをかざすだけの非接触式とした。

 住戸はすべて南・南西向き。2LDK・3LDK、専有面積約60~76平方メートル。エアコン、床暖房、お風呂の湯張りが遠隔操作できるIoT機能を導入。室内の換気を促すため、各戸にCO2センサーを提供。入居者が任意に設定した二酸化炭素濃度を超えると、自動的に換気扇が作動する。

 天井高は2,400mm、二重床・二重天井。Low-Eサッシ、リビング・主寝室床暖房、LED照明、人感センサー、ホームセキュリティが標準。在宅勤務の増加に対応し、納戸または収納を活用したワークスペースを全戸に設置する。

 昨年10月にホームページをオープン。現在までのエントリー数は300件超。ギャラリーの見学予約も90件を超えている。エントリーの6割が地元葛飾区在住者で、残りが都内各所。30~40歳台のファミリー、プレファミリーが中心で、生活利便施設や教育施設が徒歩圏にあること、住環境の良さといった立地への評価が特に高い。1期の販売価格は未定。

全ての住戸に納戸・収納を利用したワークスペースを設置(写真は納戸を活用したもの)
収納を活用したワークスペースは「ワークフィットボックス」と命名。開いた扉は左右に収納される
自社オリジナルの宅配ボックス「ライオンズスマートボックス」を初めて導入。玄関脇に設置され、食品宅配ロッカーや防災備蓄スペースも備える

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