(株)大京は、4月上旬から販売開始予定の分譲マンション「ライオンズ青砥レジデンス」(東京都葛飾区、総戸数53戸)のマンションギャラリーを24日にオープンすると発表。3日、報道陣に公開した。
同物件は、京成電鉄本線他「青砥」駅徒歩12分の住宅街に立地。建設地は、自動車工場跡地。建物は地上8階建てで、断熱性を高め、従来建物より光熱費を20%以上削減できるZEH-M(オリエンテッド)認証を取得。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)でも最上級の五つ星を全棟・全住戸で取得する。
新生活様式への対応として、全住戸の玄関に同社オリジナルの宅配ボックス「ライオンズスマートボックス」を初めて設置。提携業者が専用のICカードでエントランスを通過し、直接各戸のボックスへ配達する仕組みで、宅配用ボックス2つと食品配達用ロッカー、防災備蓄スペースを備える。エレベータは指でボタンをかざすだけの非接触式とした。
住戸はすべて南・南西向き。2LDK・3LDK、専有面積約60~76平方メートル。エアコン、床暖房、お風呂の湯張りが遠隔操作できるIoT機能を導入。室内の換気を促すため、各戸にCO2センサーを提供。入居者が任意に設定した二酸化炭素濃度を超えると、自動的に換気扇が作動する。
天井高は2,400mm、二重床・二重天井。Low-Eサッシ、リビング・主寝室床暖房、LED照明、人感センサー、ホームセキュリティが標準。在宅勤務の増加に対応し、納戸または収納を活用したワークスペースを全戸に設置する。
昨年10月にホームページをオープン。現在までのエントリー数は300件超。ギャラリーの見学予約も90件を超えている。エントリーの6割が地元葛飾区在住者で、残りが都内各所。30~40歳台のファミリー、プレファミリーが中心で、生活利便施設や教育施設が徒歩圏にあること、住環境の良さといった立地への評価が特に高い。1期の販売価格は未定。