不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/9

足立区で3棟目の都市型物流施設/プロロジス

「プロロジスアーバン東京足立2」外観
3階倉庫スペース。フロア面積は約500坪

 プロロジスは9日、3棟目となる都市型物流施設「プロロジスアーバン東京足立2」(東京都足立区)の竣工式を執り行なった。

 同物件は、日暮里・舎人ライナー「見沼代親水公園」駅より徒歩約20分に位置。1時間以内で城北エリア全域をカバーできる物流適地で、EC事業やラストワンマイル拠点として活用できる。敷地面積は約3,125平方メートル、延床面積は約6,499平方メートル、鉄骨造地上3階建て。

 ワンフロア約500坪で、天井高は3~4.3m、床荷重は600kg~1.5t。荷物用エレベーター2基を完備する。1階は配送車が直接乗り入れ、出庫できるワンウェイの動線とし、最大15台が駐車できる庫内駐車場を設置。倉庫内に車両を格納し荷捌き等の作業ができるようにした。同等規模の物流施設では希少な2階フロアに直接アクセスできるスロープも併設。テナントの効率的なオペレーションをサポートする。全館LED照明を採用し、環境にも配慮した。

 同日挨拶した同社代表取締役会長兼CEOの山田御酒氏は、「都市型の物流施設は、都心部から程近い好立地であるため、ショールームやコールセンターといった物流拠点に限らない利用を見込めるのが特徴だ。同物件も2・3階フロアは既にテナントが決定しており、1階も複数の引き合いがある。数ヵ月後には満床になるだろう」等と語った。

フロアの一角には採光、換気設備を整え、テナントが入居後に事務所を造作できるようにした
地上から2階へと直接アクセスできるスロープを併設した

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