不動産ニュース / リフォーム

2022/3/14

既存住宅の断熱リフォーム提案を本格化

「ワンフロアまるごと断熱」リフォームイメージ図

 パナソニック リフォーム(株)は10日、断熱性能と空気質向上を実現する断熱・換気リフォームパッケージ「いまドキ健康断熱リフォーム」の提案を、2022年4月より本格化すると発表した。

 築20年超のパナソニック ホームズ(株)の住宅型式に合わせてトータル断熱改修をパッケージ化。新築住宅の省エネ基準と同等の高断熱・高気密を実現する。同社が施工した全国の既存住宅オーナーを対象に提案していく。

 断熱リフォームは、1階を断熱強化する「ワンフロアまるごと断熱」(施工期間約1週間)と、フルリノベーションで1・2階をまるごと断熱する「家まるごと断熱」(同約1ヵ月)を用意し、ニーズや予算に合わせて選択が可能。窓断熱リフォームについては「インナーサッシ(樹脂製内窓)」、「サッシ取り替えカバー工法」の2つのプランも用意する。

 換気リフォームは、パナソニック製換気システムに、医療現場などでも利用されているHEPAフィルターを組み込んだ「熱交換換気システムHEPA+(プラス)」を採用。外気の汚染物質を清掃して、室内に取り込むことで室内空気を清浄に保つ。また、排気時の熱を回収して室内に戻すことで、換気時の熱ロスを少なくすることが可能。

 また同社は、こどもみらい住宅支援事業、長期優良住宅化リフォーム推進事業など、各種補助金の申請をサポートすることで、オーナーの申請手続きの負担を軽減する。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

リフォーム

建物の構造強化、機能向上などを図るための改修をいう。リフォームの種類には、耐震化、バリアフリー化、省エネルギー化、耐久性向上化などのための工事がある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。