不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/14

ブランド立地を地元富裕層が支持/タカラL「平塚」

「レーベン平塚松風」完成予想図
モデルルーム

 (株)タカラレーベンは、三信住建(株)と共同で開発中の分譲マンション「レーベン平塚松風」(神奈川県平塚市、総戸数33戸)の販売が、好調に進捗している。2月発売の1期25戸は、7割超の住戸に申し込みが入った。

 同物件は、JR東海道線「平塚」駅より徒歩6分に立地。建設地は、県有地(ハローワーク跡地)を入札で取得。敷地東側は平塚駅から平塚海岸に向け南北に走る「平塚なぎさプロムナード」に面し、西側は公園に接する。駅近ながら閑静な住宅街として地元では有名な「松風町」アドレスでは13年ぶりのマンションとなる。

 敷地面積は約1,200平方メートル、鉄筋コンクリート造地上5階建て。共用廊下で隔たれた3棟構成。住戸は、2LDK~4LDK、専有面積約57~81平方メートル。竣工は9月下旬、入居開始は10月下旬の予定。

 7割以上が角住戸。天井高は2,400mm。二重床二重天井。連窓サッシ、食洗器、活水器、浴室テレビなどが標準。バルコニー奥行きは2,000mm確保するなど、リゾート性も打ち出す。

 昨年11月にホームページを開設。これまでの反響数は300件。22年年明けにモデルルームをオープンし、これまでの来場者数は180組。第1期の販売価格は3,999万~6,988万円。坪単価約260万円。購入者の6割が平塚市居住。残りが都内や横浜市。地元のブランド地である「松風町」アドレスが高く評価され、会社経営者、医師といった地元富裕層の買い増し需要を集めているほか、コンパクト住戸は、単身の会社員等が購入。地元住民はより静かな西側住戸を、市外居住者は松並木が続くプロムナード側住戸を希望するケースが多いという。

 好反響を得たことから、2期販売を3月中に行なう予定。

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