不動産ニュース / イベント・セミナー

2022/3/15

津田沼・奏の杜でオンライン防災訓練

災害対策本部立ち上げの様子

 三菱地所レジデンス(株)と三菱地所コミュニティ(株)は13日に、千葉県習志野市の「津田沼」エリアにおいて、オンラインでの防災訓練を実施した。今回が7回目の開催。

 「ザ・パークハウス津田沼奏の杜」「ザ・パークハウス津田沼奏の杜テラス」「ザ・レジデンス津田沼奏の杜」「ザ・レジデンス津田沼奏の杜テラス」「津田沼ザ・タワー」の各管理組合を対象に行なったもので、最初に安否確認シートを住戸の扉に張り出し、居住者の担当者が巡回して安否確認情報を収集。その後、災害対策本部の活動をライブ配信し、運営側の動きを参加者に知ってもらったほか、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震の被災地の声を交えながら共助の大切さなどを参加者に伝えた。

 続いて、「発災・被災生活72時間をどう生き抜くか」をテーマとしたワークショップを開催。阪神・淡路大震災の生存率データや人間が水を飲まずに過ごせる限界などから言われている「72時間の壁」を乗り切るために、地震の揺れ、停電、復旧後にどのようなことが想定されるかなどを家族で考えるようなプログラムを実施。停電時にインフラがダウンした場合のマンションならではの被害や、復旧する段階では通電火災の被害もあることを、チャットやアンケート機能を活用しながら、参加者全員で考えた。

ワークショップは、チャットなどを活用して双方向のやり取りをしながら実施

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。