不動産ニュース / 開発・分譲

2022/4/8

シニア向けマンションで心身の健康に関する調査

 (株)コスモスイニシアは8日、(地独)東京都健康長寿医療センターと共に、シニア向けマンション居住者のつながりと心身の健康に関する調査で共同研究を行なうと発表した。

 同センターの調査では、高齢期における心身の健康状態は、他者とのつながり(交流内容や頻度)、住んでいる場所への愛着などの社会影響に影響を受けるといわれている。

 そこで3月より、同社アクティブシニア向け分譲マンションの初弾物件「グランコスモ武蔵浦和」(さいたま市南区、2016年3月竣工)の入居者を対象に、22年3月より他社とのつながりが心身の健康状態へ及ぼす影響について調査するアンケートおよびインタビューを開始。マンション内外における交流の内容や外出頻度、マンションへの愛着、心身の状態(フレイル度)生活満足度や孤独感などをヒアリングした上で、居住者ごとに分類し比較していく。

 調査期間は2024年3月まで。同社では得られた成果を基に、より住みやすく、永く健康でアクティブにいられるようなマンションの提案を行なっていく。

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