GLP投資法人（GLP）は13日、2022年2月期決算を発表した。
当期（21年9月1日～22年2月28日）は、営業収益247億8,600万円（前期比3.9％増）、営業利益142億4,900万円（同9.1％増）、経常利益129億3,700万円（同10.0％増）、当期純利益85億1,900万円（同27.6％減）。利益超過分配金を含む1口当たり分配金は3,169円（同121円増）となった。
電子商取引の拡大や3PL事業者による拡張、拠点統合・集約などを背景に、投資対象とする先進的物流施設市場は底堅い需要が続いている。21年に新規供給された大型マルチテナント型物流施設のテナント内定率は首都圏・近畿圏共に約9割と安定した環境が継続した。期末の保有物件数は86物件・取得価格合計7,800億6,200万円となった。期末の稼働率は99.1％。なお期明けの3月1日に1物件の譲渡を完了している。
次期（22年8月期）に運用状況については、営業収益246億800万円、営業利益130億300万円、経常利益116億6,700万円、当期純利益160億6,600万円、利益超過分配金を含む1口当たり分配金は3,021円を見込む。
