(株)マリモホールディングスは14日、ホテル運営事業を開始したと発表。第1弾として、コンテナを用いた同社開発ホテル「blue quad hotel(ブルークワッドホテル)倉敷玉島」(岡山県倉敷市、客室数40室)を運営する。
ホテル運営事業の立ち上げにあたり、新型コロナウイルス感染症拡大による観光業界への影響を踏まえ、中長期でのビジネス利用を中心とした事業形態を選択。初期投資を抑えられ、場所にとらわれないコンテナを利用したホテルを運営することとした。コンテナホテルは、客室の安全性とプライバシーを確保しつつ、移設・増設が容易かつ短期間で施工できることが特徴。
JR「新倉敷」から車で約6分、山陽自動車道「玉島」ICから車で6.1kmに位置。客室は、シングルルーム35室、ツインルーム5室(いずれも2名定員、13平方メートル)。2ドア冷凍冷蔵庫、電子レンジを設置。タブレット型のチェックイン機とコンビニ型のセルフ精算機を採用し、スマートチェックインを実現している。
オープンは15日の予定。同社は今後、自治体との防災協定や遊休土地の有効活用も視野に、展開エリアを検討していく。