不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/4/26

地所H、「エアロテック」のさらなる普及へ注力

「『エアロテック』の普及を進める」と述べる加藤社長

 三菱地所ホーム(株)は26日、記者会見を開き、同社代表取締役社長の加藤博文氏が2021年度の実績や今後の事業計画について説明した。

 21年度の新築注文住宅の受注棟数は323棟(前年度比4%減)。一方、1棟当たり単価が6,300万円と上昇したことから、売上高は205億6,100万円(同9%増)だった。受注減ではあったものの売上増となった。リフォームは、売上高が43億7,500万円(同3%増)。

 22年度は、三菱地所グループと連携しながら中大規模の木造建築に取り組む。すでに、東京都の所有地で同社独自工法「FTM構法」を採用した中大規模木造建築物のプロジェクトを進めており、23年3月に竣工する予定。

 また、同社オリジナルの全館空調システム「エアロテック」を、戸建住宅のみならず、新築マンション、既存マンション(リフォーム)、建売住宅、別荘、賃貸住宅などのさまざまな住宅、またオフィスビルでも提案していく。加藤氏は「グループ・他社商品問わず、広く普及していく」と述べた。首都圏・関西圏以外は、各エリアの工務店とアライアンスを組んで提供を進めていく。現在、東北エリアでアライアンス事業を展開しているが、その対象エリアを拡大していく。先般、広島県でのアライアンス事業の開始が決定している。「将来的には東南アジア等、海外でも展開していきたい」(加藤氏)。

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全館空調

居室だけでなく廊下など建物の全てのスペースを対象とした空調のこと。全館空調は、部屋ごとに空調機器を設置せず、一つの設備で処理した空気を配管によって建物全体に循環させる方法で運用される。通常、24時間運転とされ、稼働コストが嵩むほか、原則として新築時に設置しなければならない。

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