三菱地所リアルエステートサービス(株)は23日、居住用不動産の売却検討者と仲介担当者とのダイレクトマッチングサイト「TAQSIE(タクシエ)」を開設した。
不動産売買は個別性が高く、早期の売却等は仲介担当者の力量に依る部分が大きいが、ユーザーは仲介会社を選ぶことはできても担当者までは選べないため、ミスマッチが生じることもあった。また、一括査定サイトを利用する場合も、比較検討の手間に加え、複数社とのやり取りが生じるという問題もあった。
同サイトでは、ユーザーが仲介担当者の「得意分野」「経験年数」「成約実績」等のキャリアを確認し、好みの担当者を選定。チャット等を介し相談することができる。また売却物件のエリアや特徴を基にした担当者との「マッチ度」を表示することで、ミスマッチの解消と不動産売却における手間の削減を図っていく。
今後、対象エリアや購入者向けサービス等を順次拡充していく予定。参加企業は向こう3年で20社・300人とする方針。