西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)が私募REIT事業に参入する。
JR西日本グループの中期経営計画の見直しで掲げた「地域共生の深耕と新たな価値創造への挑戦」の実現に向けた取り組み。同社グループのJR西日本不動産開発(株)、JR西日本プロパティーズが新会社・JR西日本不動産投資顧問(株)を7月1日に設立する。資本金2億円、出資比率は不動産開発が90%、プロパティーズが10%。代表取締役社長には、JR西日本不動産開発常務取締役の前 久司氏が就任する。
新会社はJR西日本沿線エリアを中心に長期的な安定運用を目指す私募REITの組成・運用を手掛けていく。JR西日本グループのまちづくりノウハウに、不動産証券化の知見を組み合わせることで、不動産業での「資産回転型ビジネスモデル」を構築していく考え。