不動産ニュース / 開発・分譲

2022/5/25

熊本空港に太陽光発電、CO2排出10%削減/三井不ほか

太陽光パネル設置エリア(新ターミナルビル開業後)

 三井不動産(株)、九州電力(株)、熊本国際空港(株)は24日、PPA契約(電力売買契約)を締結し、熊本空港(熊本県上益城郡)に太陽光発電設備を導入すると発表した。

 カーボンニュートラルの達成を目標に掲げる熊本国際空港は、熊本空港の脱炭素化推進を検討。再生可能エネルギーなど多数の実績を持つ2社のノウハウを活用し、PPAモデルでの太陽光発電スキームを採用することとなった。
 太陽光発電設備の設置・所有・運用は、2社共同で実施。PPAモデルでの太陽光発電設備の導入は、空港民間委託後の国管理空港において初となる。

 熊本空港の駐車場に容量1.1MWのカーポート型太陽光パネルを設置し、年間発電量1,300MWhを新ターミナルビル(2023年3月開業予定)に供給する。これにより年間CO2削減量は630tとなり、熊本空港のCO2排出量を約10%削減できる見込み。また、夏期の遮熱効果や悪天候時の雨避けとしての機能も果たし、空港の利用客の利便性向上にもつなげていく。

 運用開始は23年11月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

太陽光発電(システム)

太陽電池によって太陽光のエネルギーを直接に電力に変換する発電方式をいう。太陽電池は、一定の物質に光が照射されると伝導電子が増加する現象(光電効果)を利用して電力を得る装置で、光エネルギーを電力に変換する過程で熱や運動エネルギーの媒介を必要としない。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。