不動産ニュース / リフォーム

2022/5/26

木質化事業を加速、本社リノベ等を実施/ナイス

木質化リノベを実施した本社
木質化リノベを行なったマンション

 ナイス(株)は、創立70周年記念プロジェクトの一環として、木質化事業の新コンセプト「WoWooD(ワウッド)」を設定。その初弾の取り組みとして同社本社ビルとマンション居室の木質化リノベーションを発表した。

 ワウッドは、木の魅力やあらゆる可能性をより多くのユーザーに知ってもらい、木をもっと身近なものにしていきたいという思いを込め、「Wow(ときめき)」+「WooD(木)」から考えた造語。今後のナイスグループにおける木質化事業において、同コンセプトを打ち出していく。

 本社ビルのリノベでは、エントランスホールおよび2層吹き抜けロビー等の「木質化」を実施。テレワークとリアルワークの融合、社員間コミュニケーションの充実を目的とするコワーキングスペースも導入した。スギ材や同社オリジナル商材である、飫肥杉の赤身材を活用した「Gywood」等を用いた。今後は、各種木材商品や木質化空間の提案の場として活用していく。

 また、同社が2008年に分譲したマンション「アイランドグレース」(川崎市川崎区、総戸数539戸)の住戸(リナイス(株)保有物件)で、木質化リノベーションを実施。「Gywood」をはじめとする同社オリジナル商材のほか、壁には不燃の突き板パネルやスギ不燃集成材を、床には遮音性能を有する無垢フローリングを採用した。今後、「ナイス住まいの情報館」と連携して販売していく予定。
 同物件は、JR南武線・鶴見線「浜川崎」駅徒歩5分に立地。鉄筋コンクリート造地上17階地下2階建て。

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