不動産情報サービスのアットホーム(株)は、27日より電子契約システム「スマート契約」と、賃貸物件の契約・更新・解約・家賃・管理などを一元化できる「賃貸管理システム」をAPI連携すると発表した。
これにより不動産会社が「賃貸管理システム」で作成した新規契約・更新契約・委託契約に関する契約書について、「スマート契約」ボタンを押すことで契約者に送信することができるようになる。また、契約者の署名した契約書をそのまま「賃貸管理システム」に保存することもできる。
従来は、「賃貸管理システム」作成した契約書をダウンロードし、「スマート契約」で署名を受領、再び「賃貸管理システム」にアップロードするという手順が必要だったが、今回のサービス拡充によりアップロードの手間が省け、業務効率につながるとしている。
また、2022年1月施行の「改正電子帳簿保存法」の電子データ保存の義務化にも対応。契約書の保存や関係書類の備え付けができるだけでなく、「スマート契約」単体ではできなかった検索性を確保できる。