不動産ニュース / リフォーム

2022/6/13

若年世帯向け住戸リノベプランが決定/大阪供給公社

最優秀作品のリノベーションプランイメージ図

 大阪府住宅供給公社は9日、「喜連団地」(大阪市平野区、総戸数350戸)において、事業提案競技による若年世帯向けの住戸リノベーションプランを決定したと発表した。

 「喜連団地」は、大阪メトロ谷町線「喜連瓜破」駅徒歩2分に立地。鉄筋コンクリート造地上5階建て。専有面積44.58平方メートル。1968年の管理開始以来、50年以上が経過し、間取り・設備面で現在の居住ニーズに対応できない状況となっていた。そこで、民間事業者の柔軟な発想と総合的な企画力による、デザインの刷新や最新トレンドの仕様を取り入れた提案を募集。審査の結果、応募総数9者の中から最優秀作品に「(株)未来想建・梅岡設計事務所共同企業体」を選定した。

 最優秀作品は「窓辺空間が繋ぐ多様な暮らし」がコンセプト。南北の窓辺空間を生かし、建具を設けない回遊動線で各スペースをつないだプランとなっている。子供室や書斎などが緩やかに仕切られて個人のスペースを確保できる点、リビング・ダイニングを中心とした現代的な生活への汎用性が高い点などが高く評価された。

 着工は22年7月上旬、竣工・引き渡しは同年12月中旬、入居開始は23年1月下旬の予定。

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住宅供給公社

勤労者に対する良好な集合住宅の供給等を行なうために、都道府県等が出資し設立した公法人。「地方住宅供給公社法」に基づいて設立、運営される。

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