不動産ニュース / 開発・分譲

2022/6/13

三菱商事都市開発、大田区で民設民営のSFL

「大田区仲六郷ShareFAB&LABプロジェクト」外観イメージ

 三菱商事都市開発(株)は、ものづくり・研究開発企業やスタートアップ向けの工場・研究開発施設「大田区仲六郷ShareFAB&LABプロジェクト」(東京都大田区、全32区画)を着工した。

 京浜急行本線「六郷土手」駅徒歩約6分に立地。首都圏の中でもモノづくり企業の一大集積地である東京都大田区に位置し、計画地である六郷エリアは大田区内においても特にものづくりの事業所が集積するエリアの一つ。敷地面積約1,700平方メートル、延床面積約5,200平方メートル、鉄筋コンクリート造地上6階建て。

 日本では珍しい民設民営のSFL(Share Fabrication&Laboratory) 。これは、ものづくり企業等が集積することで、相互のリレーションシップを誘発する施設を指す。機械の高さ・重量や搬入動線を考慮した施設設計を採用。荷捌きスペース・会議室といった、ものづくり・研究開発以外のスペースをシェアすることで、入居区画(約61~229平方メートル)は効率的なレイアウト・計画を可能とする。また、入居企業同士や大田区内類似施設等との連携・交流強化、ネットワーキングイベントの実施等で、ビジネスチャンス・イノベーション創出をハード・ソフト両面からサポートする計画。

 竣工は2023年夏の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

スタートアップオフィス

起業のための事務所。和製英語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。