不動産ニュース / その他

2022/6/29

住林他、奈良の木質バイオマス発電事業に参画

「いこまプロジェクト」イメージ図

 住友林業(株)ほか5社(※)は29日、奈良県生駒市でTJグループホールディングス(株)が行なう木質バイオマス発電事業「いこまプロジェクト」に参画すると発表した。

 「いこまプロジェクト」は、年間約10万tの木質燃料を使用し、年間約8,100万kWh(一般家庭約2万世帯の年間使用電力量に相当)を発電する発電所の建設、運営を行なう事業。発電燃料には、近畿地域で発生する木質廃棄物・未利用木材等を使用。近畿地方の需要家への発電燃料を含めた、地産地消電力の供給を可能とする。

 発電量の約75%はFIT制度(再生可能エネルギー固定価格買取制度)に頼らない非FIT電力として、カーボンゼロの電気が提供され、カーボンゼロのまちづくりに寄与していくことができる。

 運営会社は(株)BPSいこま。9社は匿名組合出資者となる。総事業費は約70億円。発電規模9,980kW。商業運転開始は2025年4月の予定。

※NTTアノードエナジー(株)、(株)長谷工コーポレーション、東京センチュリー(株)、フォレストエナジー(株)、(株)モリショウ

この記事の用語

木質バイオマス

木材に由来する再生可能な有機性資源。「バイオマス」は英語のBiomassで、生物体を原料にしたエネルギー資源の総称である。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。