
三菱地所ホーム(株)は7日、同社が展開する「三菱地所のリフォーム」におけるオーダーメイド対応を強化。「一邸一想(いっていいっそう)」のブランド名で展開する。
「三菱地所のリフォーム」は、一般顧客向けのリフォームブランドとして2012年に開始した。今回は、「一邸一想」の専用サイトを新設。これまで手掛けてきたリフォーム事例の中でも、高い専門性と細やかなディテールまでこだわり抜いたケースにフォーカスし、特に上質で機能的なアイディアやアイテムを紹介する。顧客のオーダーメイドリフォームへの理解を深めていく。同社代表取締役社長の加藤博文氏は「掘り下げた提案やニーズの多様化が進む中、『一邸一想』によって、お客さま一人ひとりの理想を実現していきたい」と話した。
対象となるアイディアやアイテムは、ハンモック等を吊るせるウッドフレームやキャットウォーク、ベッドヘッドなど。サイトではその性能や効果について解説する。今後も掲載するアイディアやアイテム数を増やし、顧客からの反響が高いものについては商品化も検討していく。
また、木を活用したオーダーメイドリフォームの提案も積極的に展開する。同社が6月に開始した木造・木質化の推進に向けたプラットフォーム「KIDZUKI(キヅキ)」(詳細は過去記事を参照)との連携による事業展開も行なう予定。
22年度の売り上げは、リフォーム事業全体で48億円、そのうちオーダーメイドリフォーム事業で18億円を目指す。