不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/7/7

既存戸建て価格、首都圏は下落

 (株)東京カンテイは7日、2022年6月の主要都市圏・主要都市における中古(既存)一戸建て住宅の価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,665万円(前月比1.1%下落)と反転下落した。都県別では、東京都5,737万円(同6.3%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇。神奈川県は4,055万円(同3.6%下落)と反転下落。千葉県は2,652万円(同3.9%上昇)と2ヵ月連続の上昇。埼玉県は2,747万円(同0.4%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇に転じた。各都県では持ち直す動きも見られたが、平均価格は下落している。

 近畿圏は2,687万円(同1.0%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。府県別では、大阪府2,908万円(同1.8%下落)、兵庫県は2,630万円(同2.5%下落)、京都府3,245万円(同3.3%下落)と2府1県すべてが下落した。平均価格の上昇は、大阪府と京都府の事例が増加したことによる。

 中部圏は2,430万円(同1.5%上昇)と4ヵ月ぶりに反転上昇。愛知県は3,189万円(同6.8%上昇)と反転上昇した。

 宮城県は2,284万円(同18.1%下落)と4ヵ月ぶりに大きく反転下落した。福岡県は2,256万円(同7.1%上昇)と上昇に転じた。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。