
中央日本土地建物(株)は20日、マルチテナント型物流施設「(仮称)一宮市物流施設プロジェクト」(愛知県一宮市)を着工したと発表した。
2021年3月に開通した東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」より0.5km、「一宮西IC」より約3.7kmの距離に位置しており、名古屋近郊、中部地方への広域配送に対応可能な立地。敷地面積3万2,195.52平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上4階建て、延床面積6万4,373.43平方メートル。
スロープ型の施設を採用し、1階と3階のトラックバースに大型トラックが直接アクセスすることが可能。各フロアは梁下5.5m、1平方メートル当たり荷重1.5tを確保。1区画当たり6,500平方メートル超の計8区画まで分割することができる。1階には、入居企業向けの共用ラウンジを設置。職場環境の向上と雇用促進に寄与していく。
竣工・運用開始は23年12月の予定。
なお、22年5月に物流施設開発事業に参入した同社は、神奈川県厚木市で初弾物件の建設を進めている。東京都八王子市、千葉県習志野市でも用地を取得済みで、今後はさらに開発を加速させる計画。