不動産ニュース / 開発・分譲

2022/8/1

東京・武蔵小山駅前に大規模高層住宅/地所レジ他

「小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 三菱地所レジデンス(株)、日鉄興和不動産(株)、(株)大林組は1日、推進する「小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」(東京都品川区)の計画概要を発表した。

 同事業は7月8日に品川区より都市計画決定が告示された。事業区域は、東急目黒線「武蔵小山」駅の南東側、パルム商店街の入口に面した約1.4ha。高経年マンションや老朽化した木造住宅が密集し、商店街アーケードも老朽化等の課題を抱えているエリアで、その解決に向け、建物の耐震性強化、まちの防災性向上、商業機能の継承と強化、歩きやすい道路整備などを目指す。

 開発する建物の敷地面積は約1万1,280平方メートル、延床面積約12万7,000平方メートル。多世代に対応する約850戸の大規模高層住宅を計画。下層階に商業施設を設け、2階レベルに地域の回遊性を促すギャラリーやデッキを整備することで、商店街と一体となった複合市街地を創出する。防災広場や防災備蓄倉庫等を導入し、地震や火災等の防災性、安全性の向上も目指す。

 今後は、2023年度に再開発組合設立認可、24年度に権利変換計画認可、30年頃に竣工する予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。