不動産サービスの比較サイトを運営するリビン・テクノロジーズ(株)は15日、複数の住宅会社のモデルハウスを仮想空間上でVR内覧できるVR内覧できるホームページ「メタ住宅展示場」サービスを開始した。
全国を対象に、住宅会社のモデルハウスや施工物件を4K高画質で撮影し、仮想空間上にデジタルツイン技術を用いて実物に即した建物を3Dで再現。Matterport社のVRシステムを用いて、ゴーグルを使わずにスマートフォンやパソコンから、オンラインで室内を歩いているようにVR内覧できるサービスを提供する。
全国の住宅会社のVRモデルハウスが一堂に集まるため、ユーザーは時間や場所の制限なく、住宅会社を比較検討することができ、サイト上から問い合わせも可能。VRモデルハウス内では特徴や性能などに関する解説や動画を見ることもできる。
また、住宅会社は、展示用住宅の建築を新たに行なう必要がなく、従来の総合住宅展示場に出展することができなかった中小規模の工務店も出展可能となり、今後は中小規模の工務店も多数参画を見込んでいる。