不動産ニュース / 仲介・管理

2022/8/30

仙台の「三井のリパーク」を「災害時支援型」に

駐車場に設置する組み立て式テント。災害時、負傷者手当てや一時的な休憩等での利用を想定する

 三井不動産リアルティ(株)、三井不動産リアルティ東北(株)は30日、「三井のリパーク」仙台五橋第2駐車場を、災害時支援設備等を備えた「災害時支援型駐車場」として9月1日にリニューアルオープンすると発表した。

 同社は、駐車場事業「三井のリパーク」を展開し、全国1万6,285ヵ所で駐車場を運営。2016年より、災害発生時に駐車場を支援拠点として提供する地域貢献の取り組みとして「災害支援型駐車場」を開設し、現在、埼玉・大阪・兵庫の全国3ヵ所で運営している。

 今回、6月まで仙台広瀬通第2駐車場で運営していた災害支援型駐車場の各種設備を仙台五橋第2駐車場に移転し、同駐車場を災害支援型駐車場として新たに開設する。最寄り駅は仙台市営地下鉄南北線「五橋」駅。

 停電時にも備え付けのコンセントからスマートフォンなどへ充電ができる「ソーラーLED街路灯」のほか、災害時における負傷者手当ての利用を想定する「組み立て式テント」、炊き出しや防寒に役立つ「かまどベンチ」などを設置。また、災害時に一時避難施設として、車中泊避難にも対応する。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。