不動産ニュース / 開発・分譲

2022/9/1

川崎・浮島の物流施設が竣工/ESR

「ESR 川島浮島ディストリビューションセンター」外観

 ESR(株)は1日、マルチテナント型物流施設「ESR 川島浮島ディストリビューションセンター」(川崎市川崎区)が8月31日に竣工したと発表した。

 首都高速湾岸線・東京湾アクアライン「浮島IC」から300mに位置。最寄りバス停「浮島バスターミナル」まで徒歩3分、京浜急行空港線「大師橋」駅とJR「川崎」駅からの通勤が可能で、雇用の観点からも有利な立地。

 敷地面積3万2,227平方メートル。建物は免震鉄骨構造4階建て。延床面積6万9,533平方メートル。倉庫は1~2階と3~4階の2層使いのメゾネット式。最小賃貸区画は約2,900坪で、最大6テナントに分割が可能となる。トラックはスロープで3階まで直接アクセス可能。トラックバースは1階、3階にそれぞれ30台用意する。

 ワーカーにとっても快適で魅力的な環境とするため、ラウンジ等を設置する他、バリアフリー設計を採用。建物のエントランスにスロープを設置するなど、標準的なバリアフリー設備を備える。

 全館LED照明、環境配慮型照明システム、ヒートポンプ式空調等、環境や省エネルギーに配慮した評価として「CASBEE」Aランク認証と「BELS」の最高位5スターを取得した。総投資額は約240億円。

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