不動産ニュース / 開発・分譲

2022/9/21

東急、バンコクで初の分譲戸建て事業に参画

「Burasiri Krungthep Kreetha」外観

 東急(株)は21日、タイ・バンコク都において分譲戸建て事業「Burasiri Krungthep Kreetha(ブラシリ・クルンテープクリータ)」(総戸数276戸)に参画したと発表した。

 タイの大手不動産ディベロッパーの「Sansiri Public Company Limited」(Sansiri社)および消費財系財閥・サハグループの子会社「Sahapat Real Estate Compny Limited」と共に、合弁会社「Siri TK Three Company Limited」を通じて参画したもので、タイにおける分譲戸建事業は東急初の取り組み。

 バンコク市中心部より東に約15kmのクルンテープクリータ地区に立地。バンコク都心部や空港へのアクセスに優れている他、インターナショナルスクールや病院、コミュニティモールといった周辺施設が充実したエリア。

 同地では、Sansiri社が同プロジェクトを含めて約80haの敷地において複合開発プロジェクトを展開している。“人々の健康と幸福を育む”がコンセプトであり、これは、東急がまちづくりで積極的に取り組むべきテーマに掲げている「ウェルビーイング」や「ソーシャルハーモニー」のビジョンと一致することから、プロジェクト参画を決めた。

 分譲戸建て(地上2階建て)は、1戸当たり196~426平方メートル、4~5ベッドルームのゆとりある戸建てを提供する。また、屋上プールデッキと屋内リビングスペースを設けたプールやフィットネスクラブ、キッチンスペース、コワーキングスペース等の共用施設を備えている。

 また、EV充電器や太陽光発電、断熱性能が高く紫外線もカットする窓ガラス、エネルギー効率を最大化する仕様を全戸に標準採用する等、タイにおいては先進的な環境配慮を行なう。

 8月より現地販売を開始。都心へのアクセスの良さや自然環境に恵まれた立地、生活利便性の高さ等が好評で、タイの富裕層を中心に約3割が成約済み。引き渡しは9月28日。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通40周年

月刊不動産流通 月刊誌 2024年1月号
十社十色の成功事例
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2023/12/5

月刊不動産流通2024年1月号好評発売中!

「月刊不動産流通」2024年1月号、本日発売となりました!

今回は、毎年1月号の恒例企画、特集「活躍する地場企業の戦略を探る-2024」を掲載。地元での認知度が高く、成長を続けている不動産事業者はどのような戦略で、どういった取り組みを行なっているのか…、全国各地10社を取材しました!「米軍人の住宅仲介に特化し、軍艦到着時には行列ができる事業者」や「風営法許可申請のサポート等、テナントが入居・退去する際に手厚いフォローを行なう事業者」、「社長出演の物件紹介動画で、内覧後の歩留まりを5割アップした事業者」など、各社それぞれのカラーで奮闘しています。