不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/4

スマートロックに内覧件数増加の効果

 (株)ライナフと三菱地所リアルエステートサービス(株)は4日、「エントランス用スマートロックの活用に関する効果検証」の実施結果を発表した。三菱地所リアルエステートサービスが管理する1都3県の賃貸住宅6,668室を対象に、エントランス用スマートロックがある建物と、無い建物に分け、空室内覧数の変化について比較検証した。調査期間は2022年4~8月。

 同社のエントランススマートロックとスマート内覧を導入した建物と未導入の建物での平均内覧数を比較したところ、スマートロックありは11.0回、無しは7.6回で、3.4回の開きがあった。

 また、賃料帯別に有無の差を見ると、家賃10万円未満は3.7回(あり8.3回、無し4.6回)、10万~20万円未満2.7回(あり10.5回、無し7.8回)、20万~30万円未満10.4回(あり18.5回、無し8.1回)、30万~40万円未満3.0回(あり9.3回、無し6.3回)、40万円以上14.5回(あり22.9回、無し8.4回)と、賃料が上がるほど内覧回数が増加する傾向があった。

 さらに、内覧回数が10回未満の割合を見たところ、スマートロックが無い建物では、家賃20万円未満が22.31%、家賃20万円以上が15.35%だったのに対し、スマートロックがある建物では家賃20万円未満が17.81%、家賃20万円以上だと7.25%まで減少していた。

 両社は、今回の結果について「賃料帯別に見ると、賃料が上がるほど内覧回数が増加する傾向にあり、スマートロックで内覧のハードルが下がったことで、仲介手数料の高い高賃料帯への案内機会が増えたと推察することができる。これまでは鍵の管理方法がハードルとなり、内覧候補から外されていた可能性が考えられる」などと分析している。

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IoTマンション

IoT技術を活用して住宅設備を制御することのできるマンション。インターネットを介して各種の設備を遠隔で操作できる。インターネットによって操作できる設備には、例えば、鍵(スマートロック)、ドアや窓の開閉センサー、防犯カメラ(ネットワークカメラ)、室温コントロール装置などがある。

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