不動産ニュース / ハウジング

2022/10/14

50周年PJまちづくり事業をブランド化/積水化学

「ユナイテッドハイムパーク」まち並みイメージ

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは13日、50周年記念プロジェクト「戸建スマート&レジリエンスまちづくり」より新たな戸建て分譲地ブランド「ユナイテッドハイムパーク」を立ち上げ、全国展開を開始すると発表した。

 同社は、「セキスイハイム」誕生50周年を機に、全国10分譲地で社会課題の解決を目指す「戸建てスマート&レジリエンスまちづくり」を始動。建物のみならず土地のレジリエンスも強化した戸建て分譲地として、2021年7月より販売を開始し、22年9月末時点で全277区画まで展開した。売り出し後平均4ヵ月と計画を上回るスピードで販売が進捗しており、高付加価値仕様を標準とするまちづくりを今回ブランド化。さらなる認知度の向上、展開の拡大を図っていく。

 「ユナイテッドホームパーク」では、全棟ZEH仕様とするほか、蓄電池やEV用コンセント、HEMS「スマートハイムナビ」等を標準搭載。併せて、全区画の地下インフラに、積水化学グループの製品である「クロスウェーブ」または「コンパクト雨水浸透マス・有孔管」を採用。屋根に降った雨水を地下に一時貯留・浸透させることで、下水管への雨水排水量を抑制し、水害時の内水氾濫を防止する。

 また、各分譲地の特色を生かす付加価値コンセプトを策定。「自然共存」「地域シンボルとの連携」「子育て支援」「防災コミュニティの創出」など、コンセプトに沿った街区計画や外構デザイン、植栽計画などを共通ルールとして定め、統一感のあるまち並みを持続させる。

 今年度中に全国4分譲地で販売を開始する予定。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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