不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/19

物件の内見、「営業担当者同行」希望が圧倒的多数

 (株)FLIEは、「現代の内見」に関する調査結果を発表した。8月10日から27日に、20歳代以上で住宅物件の内見を経験したことがある人764名を調査した。

 内見に最も求めるサービスについて聞いたところ、1位は「不動産会社の営業スタッフ動向による現地内見」(78.9%)で圧倒的多数に。2位は「セルフでの現地内覧(同行者なし)」(17.1%)、「不動産会社の営業スタッフが案内するオンライン内見」(2.5%)だった。

 内見を予約する時の悩みについては、「不動産会社とのやりとりが面倒」(52.6%)、「不動産会社から営業をされる」(35.5%)、「内見予約が手間」(28.1%)と、不動産会社に対する項目が上位2位を占めた。

 内見実施時の悩みについては、「時間帯ごとの騒音が分からない」(56.5%)でトップ。以下、「自分のペースで内見できない」(45.2%)、「時間帯ごとの日当たりが分からない」(44.6%)。

 内見を何回実施したいか?については、1位「2回」(41.4%)、2位「1回」(34.3%)、3位「3回」(14.7%)と、複数の内見希望者が多いものの、多くの内見回数を希望してはいないことが分かった。

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内見

不動産物件を実地に見学・調査すること。一般に、購入または賃借を検討するために実施する。 「内覧」とはほぼ同じ意味で使われている。

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