不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/10/27

増収増益に/野村不23年3月期2Q

 野村不動産ホールディングス(株)は27日、2023年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~9月30日)は売上高3,147億5,600万円(前年同期比22.4%増)、営業利益488億8,400万円(同21.1%)、事業利益524億4,900万円(同29.6%増)、経常利益470億4,600万円(同33.9%増)、当期純利益338億7,400万円(同44.1%増)と増収増益。

 住宅部門は、通期の計上予定戸数4,300戸に対し2,058戸(同652戸増)を計上。当期末の契約済み未計上残高は3,937戸(同21戸増)。売上高は1,411億2,600万円(同42.4%増)、事業利益127億4,200万円(107.8%増)。

 都市開発部門は、収益不動産事業における物件売却収入の増加が寄与し、売上高1,026億3,100万円(同11.9%増)、事業利益261億3,100万円(同5.5%増)だった。

 海外部門は売上高18億5,700万円(同41.2%増)、事業利益28億400万円(前年同期:事業損失5億4,700万円)。仲介・CRE部門は売上高237億5,500万円(同14.8%増)、事業利益75億3,300万円(同49.3%増)。

 通期は、売上高6,800億円、営業利益905億円、事業利益970億円、経常利益850億円、当期純利益570億円を見込む。

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営業利益

企業会計上の概念で、企業の一般的な営業活動から生まれた利益をいう。 当期の損益計算書をもとに、営業収益(売上高)から売上原価を引き(その値が売上総利益)、さらに販売費および一般管理費を差し引いて算出される。

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