不動産ニュース / 開発・分譲

2022/11/4

兵庫・豊岡の道の駅隣接地に「マリオット」

「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫県神鍋高原」外観
「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫県神鍋高原」内に設置したスポーツロッカー

 積水ハウス(株)、マリオット・インターナショナルは1日、地域創生事業「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」の一環として、ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫県神鍋高原」(兵庫県豊岡市、客室数73室)を開業した。

 両社は2018年より、地元企業や自治体等と連携し、「道の駅」を起点にした地方創生事業をスタート。道の駅隣接地での宿泊施設開発を推進している。

 同ホテルは、道の駅「神鍋高原」に隣接。道の駅プロジェクトでは初めて高原リゾート内に立地し、スキー場直結。施設は3階建てで客室面積25平方メートル。キングタイプ26室、ツインタイプ47室を用意した。宿泊料金は1室1万4,520円~。

 1階には道の駅や周辺店舗で購入した食べ物を持ち込める共用スペースや、ドリンク・お土産の購入が可能なマーケットプレイス、地元の工芸品や書物を展示するライブラリーなどを設置。また「フェアフィールド・バイ・マリオット」では初めて、バイクや自転車、スキー板を保管できるスポーツロッカーも完備し、自然体験を軸とした旅行スタイル「アドベンチャーツーリズム」のニーズに対応する。

 同施設の開業で道の駅プロジェクトにおける宿泊施設数は8道府県19ヵ所となった。両社は25年度までに、26道府県・約3,000室規模への拡大を目指している。

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