(株)オープンハウスグループは14日、2022年9月期決算(連結)を発表した。
当期(21年10月1日~22年9月30日)は、売上高9,526億8,600万円(前期比17.5%増)、営業利益1,193億5,800万円(同18.1%増)、経常利益1,211億6,600万円(同24.2%増)、当期純利益778億8,400万円(同11.9%増)と増収増益。
主力の戸建て関連事業では、仲介(オープンハウス)で関西に4店舗を出店するなど販売力の強化を推進。戸建て分譲(オープンハウス・ディベロップメント)では、都心部の戸建住宅に対する旺盛な需要を背景に販売が順調に進捗。売上高3,364億9,700万円(同14.4%増)を計上した。建築請負(オープンハウス・アーキテクト)は、一般法人向けの建築請負が順調に推移したことに加え、同社グループ内での請負棟数も増加し、売上高は674億9,500万円(同16.8%増)に。これらの結果、セグメント売上高は5,165億5,400万円(同15.6%増)、営業利益630億1,400万円(同1.2%増)となった。
マンション事業は、第4四半期連結会計期間に集中していた物件の引き渡しが計画通り完了し、セグメント売上高623億6,200万円(同33.6%増)、営業利益106億5,400万円(同63.7%増)を計上。
収益不動産事業は、事業法人、富裕層からの堅調な投資需要を背景に、セグメント売上高1,541億400万円(同25.6%増)、営業利益176億6,900万円(同43.8%増)となった。
次期は、売上高1兆1,000億円、営業利益1,340億円、経常利益1,300億円、当期純利益860億円を見込む。