不動産ニュース / リフォーム

2022/11/16

北海道深川市で築44年の元雇用促進住宅を再生

「ビレッジハウス広里」外観

 ビレッジ・マネジメント(株)は15日、「ビレッジハウス広里」(北海道深川市、総戸数80戸)の一部住戸の入居を開始した。

 同社は、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構が所有していた、全国の元雇用促進住宅(現在は、同社親会社のフォートレス・インベストメント・グループが所有)10万5,150戸を、順次ビレッジハウスとしてリブランディングしている。高齢者や外国人を含めさまざまな人が入居しやすいよう改修は最低限でとどめ、低賃料で敷金・礼金・更新料・手数料無料を実現。保証人も不要とし、多言語対応や管理人による巡回等も行なっている。

 同物件は、JR函館本線「深川」駅徒歩27分、1978年築の鉄筋コンクリート造地上5階建ての賃貸住宅2棟。まずは80戸中12戸を再生し、11月5日より入居者の募集を開始していた。

 今回再生した住戸は、1LDK・2LDK、専有面積は40.81・53.21平方メートル。賃料は2万4,000~3万3,000円。エアコン、ガスコンロ、洗面台、温水洗浄座面の設備の設置は、オプションで対応する。今後も順次改修を進めていく予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。