不動産ニュース / 開発・分譲

2022/11/22

ワークスペースになる収納を開発/地所レジ

「Roomot desko」使用イメージ

 三菱地所レジデンス(株)はこのほど、同社が開発する賃貸マンションシリーズ「ザ・パークハビオ」における新たなアイテムとして、ワークスペースになる収納「Roomot desko(ルーモット デスコ)」を開発したと発表。

 賃貸マンションでは水回りの設備が専有面積の多くを占め、洋室にベッドとデスクを配置するとソファ等のくつろぎのスペースを確保できない場合がある。そこで、洋室に備え付けられた収納スペースをワークスペースと兼用することで、限られたスペースを有効活用できる設備として考案した。

 システム収納の台輪部分をなくし、洋室のフローリングを張り伸ばす。ワークスペースとして利用する場合は、片方の引き戸を開け放ち、居室を拡大させるイメージで使用する。足元にはコンセント、デスク部分に配線用コード穴を設置しており、デスクにスタンド照明などを置いて使うこともできる。デスクとなる天板部分は固定されていて、デスクとして使用しない場合は、収納棚として利用可能。

 システム収納の棚やデスクの部分の質感は洋室のフローリングや壁紙の色に合わせたものを提案、高いインテリア性を確保する。

 現在建設を進めている「ザ・パークハビオ 亀戸」(東京都江東区、総戸数52戸)に、すでにリリースしている「Roomot MIXINK」、「Roomot Shower」と共に「Roomot desco」の導入が決定している。「MIXINK」「Shower」については、過去のニュースを参照。
 同物件は、JR総武線、東武亀戸線「亀戸」駅徒歩8分、都営新宿線「西大島」駅徒歩6分に位置。敷地面積324.33平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て。間取りは1R~1LDK、専有面積は25.24~35.47平方メートル。引き渡し予定は2023年9月30日。

「Roomot desko」イメージ
「Roomot desko」収納イメージイラスト

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テレワーク

働き方のひとつで、情報通信機器等を活用して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く方法をいう。事業所に出勤せずに家で作業する在宅勤務、個人が委託・請負によって作業する在宅ワークなどがあるが、情報通信技術を幅広く活用することが特徴である。 テレワークにおいては、住宅が職場ともなり得る。

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