不動産ニュース / その他

2022/12/2

三井不、東京ミッドタウン八重洲で地域経済創発PJ

 三井不動産(株)は2日、2023年3月にグランドオープンする「東京ミッドタウン八重洲」において、地域経済創発プロジェクト「POTLUCK YAESU」をスタートすると発表した。

 同社はこれまでも地域と共創するさまざまな事業を展開してきた。今回のプロジェクトでは、地域経済メディア「NewsPicks Re:gion」と共創し、「POTLUCK」(持ち寄る・集まる・つながる)をキーワードとして、日本各地の挑戦者のつながりを加速させることを通じ、日本全国におけるさらなるイノベーション創出と日本経済の活性化に寄与することを目指していく。

 同プロジェクトでは、地域の団体・コミュニティがプロジェクトパートナーとして参加。地域をよくしたいという思いを持った日本全国のビジネスパーソン等の人々が集い、ネットワークを広げることができる「場」と「機会」を提供していく。

 「場」の提供として、東京ミッドタウン八重洲4・5階で23年3月にオープンする「イノベーションフィールド八重洲」を活用。同施設内でイベント参加者や来街者、地域からの来訪者がくつろぎ交流できる「交流ラウンジ」や、プロジェクトパートナーに関する情報発信を行なう展示空間とカフェキッチンを併設した「展示・キッチン」、リアル・オンラインのハイブリッドイベントを開催する「スタジオ」、展示利用からプレゼンテーションイベントまで多様なシーンで利用できる「イベントスペース」を使ってネットワークを広げる。会員制ではなく、広く開かれたプロジェクトとして参加しやすい環境を提供することで、偶発的な出会いやそれを契機にしたイノベーション創発を支援する。

 また、「機会」の創出として、プロジェクトパートナーが毎月集まり、自身の活動の発信やゲストを迎え入れた30名規模のトークセッションイベント「POTLUCK TALK」(高頻度の交流イベント)を開催するほか、地域でイノベーションに挑戦する日本全国のプレーヤーが一同に会する300名規模の大型カンファレンス「POTLUCK FESTIVAL」(カンファレンスイベント)、「交流ラウンジにおける展示・情報発信」を展開していく。

「POTLUCK YAESU」の概略図

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