不動産ニュース / ハウジング

2022/12/5

大和ハ、最高級戸建ての受注強化へ

「(仮称)まちなかMARE世田谷代沢」外観
近隣からの視線が気にならないよう、隣の建物の高さが低い西側にリビングを配置。開口部を設けた

 大和ハウス工業(株)は3日、木造と鉄筋コンクリート造を組み合わせた混構造を採用した、同社の最高級戸建住宅商品「Wood Residence MARE-希-(マレ)」(以下、マレ)のまちなか展示場「(仮称)まちなかMARE世田谷代沢」(東京都世田谷区)を開設。オープンに先立ち、2日、報道陣に公開した。

 2021年4月より、東京・大阪・名古屋を中心とした都市部の富裕層向けに、マレの販売を開始。同社のトップデザイナーで構成される「ZIZAI DESIGN OFFICE(ジザイ・デザイン・オフィス)」(以下、ジザイ)がデザインと設計を担当している。同社は同月、総合住宅展示場「駒沢公園ハウジングギャラリー」にマレのモデルハウスを開設しており、これまでの案内件数は月当たり平均で40組と、高い反響を得ている。累計販売棟数は11棟で、平均単価は3億円(1棟が15億円と突出した価格であるため、それを除くと2億円)。

 「世田谷代沢」は、京王電鉄井の頭線「池ノ上」駅より徒歩5分の高級住宅街に立地。敷地面積165.53平方メートル、延床面積238.75平方メートル、混構造の地上2階地下1階建て。地上が木造、地下が鉄筋コンクリート造。第一種低層住居専用地域かつ準防火地域であるなど制約の多い立地であることから、建ぺい率は55.36%、容積率は94.61%、45分準耐火で仕上げた。

 リビングに通じる1階バルコニーの上部を吹き抜けとすることで、開放的な空間を実現するとともに、プライバシーを保つため、近隣からの視線を遮る間取りとした。また、道路との最大約3.5mの高低差を生かし、2台分のビルトインガレージを設置。居住者がくつろげるように、床や階段、壁面には国産材(三重県南部生産の尾鷲ヒノキなど)を採用するなど、和のデザイン・素材にこだわった。

 同展示場は、11月19日よりプレオープンを実施。すでに17組を案内している。今後、展示場として活用した後、半年から1年後に販売する予定。販売予定価格は、5億円超。

 なお、23年末にかけてマレの展示場を4ヵ所(大阪・新千里と箕面、長野・軽井沢、神奈川・川崎(2棟開設予定))で開設する計画。同社東京本店木造住宅事業部長の長谷聡志氏は、「高価格帯の(混構造を含む)木造住宅へのニーズが高まっている。各地の展示場を活用しながらマレの販売促進を図る」と話した。同社住宅事業本部設計推進部ZIZAIデザイン室長の櫻井恵三氏は「マレは、ジザイが手掛けること自体にブランド価値があるとしている。将来的には、デザイナー個人に指名が入るよう、マレを通じてわれわれの魅力を発信していきたい」と述べた。

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