(株)ザイマックス不動産総合研究所は5日、東京23区における2022年11月のオフィス空室マンスリーレポートを公表した。調査対象は延床面積300坪以上のオフィスビル。
同月の空室率は3.92%(前月比0.08ポイント下落)、募集面積率も5.88%(同0.08ポイント下落)と下落した。
都心5区空室率は3.81%(同0.02ポイント下落)。区別に見ると、空室率が高い順に、中央区5.02%(同0.17ポイント上昇)、港区4.59%(同0.11ポイント下落)、新宿区3.33%(同0.13ポイント上昇)、千代田区2.76%(同0.09ポイント下落)、渋谷区2.40%(同0.13ポイント下落)となった。周辺18区は4.28%(同0.25ポイント下落)
募集面積率は都心5区が5.79%(同変動なし)、周辺18区が6.18%(同0.31ポイント下落)。空室面積は44万7,000坪。空室増減量は増加が3万9,000坪、減少が4万8,000坪。
規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が4.02%(同0.12ポイント下落)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.81%(同0.02ポイント下落)。募集面積率は大規模ビルが6.52%(同0.12ポイント下落)、中小規模ビルが5.15%(同0.02ポイント下落)となった。