不動産ニュース / 開発・分譲

2022/12/20

千葉・新松戸駅前で住宅・商業の複合開発

「新松戸駅東側地区土地区画整理事業」完成イメージ

 三菱地所レジデンス(株)、ミサワホーム(株)、東京建物(株)は20日、千葉県松戸市が施行する「新松戸駅東側地区土地区画整理事業」(以下、同事業)において、立体換地建築物保留床の取得等に関する協定を締結したと発表。

 同事業の施行面積は約2.6ha。同エリアでは、狭隘道路の解消や駅前広場等の整備、交通結節機能の強化等による質の高い空間づくりや地区北側の斜面緑地の安全対策などによる災害に強いまちづくりが進行している。同事業において、3社が事業地内における住宅・商業部分の保留床を取得・開発。住宅を中心に、商業施設、医療モール、子育て機能、教育・文化機能を備える建物を開発する。

 立体換地建築物の概要(想定)は、敷地面積7,124平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上14階建て。延床面積は3万5,848平方メートル。

 同事業の事業期間は2019年8月から29年3月までの予定。

土地区画整理事業の位置図

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土地区画整理事業

市街地を面的に整備するために、土地の区画形質の変更や公共施設の整備を行なう事業の一つで、土地区画整理法に従って実施されるものをいう。 この事業の実施によって、例えば、不整形な土地や袋地が解消され、道路や公園が整備されることとなる。

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