不動産ニュース / リフォーム

2022/12/20

西馬込にテニスコートとカフェ併設の賃貸住宅

リニューアル後の外観

 (株)レテ(東京都大田区、代表取締役:河原弥生氏)は20日、会員制テニスクラブ「レテ テニスクラブ」(東京都大田区)のリニューアルオープンに先立ち、報道陣向け内覧会を開催した。

 同社は、フィットネスクラブやテニススクールの運営を行なう会社。新築した建物の敷地は、河原氏の実家の屋敷があった場所で、併設してテニスクラブを運営していた。先代(河原氏の父親)が亡くなった後もテニスクラブを継続したいとの思いから、さらなる集客力を上げるため、カフェと賃貸マンションを併設した複合施設へとリニューアルした。

 都営地下鉄浅草線「西馬込」駅徒歩5分に立地。敷地面積1,269平方メートル、鉄筋コンクリート造3階建て。建築面積594.46平方メートル。延床面積1,328.41平方メートル。

 1階は、クラブハウスやテニス関連のショップのほか、カフェ「カフェドレテ」を開設。1~3階が、賃貸マンション「リラドエテ」(総戸数17戸)。間取りは1LDK~2LDK。専有面積は48~53.87平方メートル。賃料は17万5,000円~21万6,000円。DINKSと幼い子供がいるファミリーをターゲットとして想定している。すでに多くの内見希望を受けているという。

 テニスコートは、雨に強いオムニコート3面とハードコート2面を用意。1階にはクラブハウスやフランスのブランド「テクニファイバー」の商品を扱うテニスショップを設置している。

 内覧会で河原氏は「旧家の庭を残したくて、植栽などそのまま生かしている。地域の人々も利用できるカフェを設けて、賃貸マンションだけでなく、テニスクラブや庭を一体にした空間にしている」などと話した。

 リニューアルオープンは2023年1月4日。

庭は、旧家の植栽を生かしている

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リノベーション

新築を除く住宅の増築、改装・改修、模様替え、設備の取替えや新設などの改造工事を総称してリノベーションという。リフォーム、リモデルなどとも。既存建物の耐震補強工事もリノベーションの一種である。

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