不動産ニュース / 開発・分譲

2022/12/22

福岡・糸島でスマート&レジリエンスの戸建分譲地

「ユナイテッドハイムパーク糸島」イメージ

 セキスイハイム九州(株)は、分譲戸建て「ユナイテッドハイムパーク糸島」(福岡県糸島市、総区画数52区画)の第1期販売を2023年1月14日より開始する。

 同社は、住宅事業開始50周年を機に社会課題解決への貢献を拡大する“全国一斉まちづくりプロジェクト”を展開。コンセプトを“スマート&レジリエンス”とし、建物だけでなく土地のレジリエンスも強化した高付加価値分譲地が好評であることから、22年10月に新ブランド「ユナイテッドハイムパーク」を設立した。「糸島」は、同ブランドの九州エリア第1弾となる。

 JR筑肥線「波多江」駅徒歩17分。開発面積は約1万6,237平方メートル。販売区画面積は約202~約203平方メートル。

 地球温暖化やエネルギー価格高騰に対応するため最高ランクのZEHを全戸に標準採用。また、高気密・高断熱の躯体性能をベースに、太陽光発電システム、蓄電池、HEMSをセットで搭載することで、可能な限り自然エネルギーを活用した電力不安のない暮らしを提案していく。また、抗ウイルス対応フィルターを採用した換気・空調システム「快適エアリーSAS(ティーサス)を標準仕様とするなど、快適な室内環境を確保する。

 さらに激甚化する豪雨災害への備えとして、雨水を地下に一時貯留させる「クロスウェーブ」を全区画に導入することで内水氾濫抑制を図るほか、蓄電池による停電時の電力確保や「飲料水貯留システム」による断水時の飲料水確保により、災害時の自宅での生活をサポートする。さらにセンサーで人の動きや窓の開閉などを検知して警報ブザーやスマートフォンへ通知する防犯設備も全世帯に設置。災害時と日常における安心の暮らしを提供する。

 分譲地内には共同菜園を整備。地域住民のコミュニティの場として活用してもらうほか、自然を体感できるスローライフも実現する。菜園の隣接する公園では収穫祭等のイベント開催も可能。普段は子供たちの遊び場となるが、かまどベンチ等を設けることで防災拠点としての役割も担う。

 第1期販売区画数は12区画。販売価格は未定。造成完了は23年5月下旬の予定。

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