不動産ニュース / 開発・分譲

2023/1/20

共用部電力を実質再生可能エネ100%とする賃貸住宅

「ラティエラ大鳥居」外観

 東京ガス不動産(株)は19日、都市型賃貸レジデンス「ラティエラ」シリーズ4棟・計611戸の供給を発表した。

 「ラティエラ大鳥居」(東京都大田区、鉄筋コンクリート造地上14階建て、総戸数200戸)、「ラティエラ武蔵小杉」(川崎市中原区、鉄筋コンクリート造地上6階建て、総戸数197戸)、「ラティエラ横濱大通り公園」(横浜市南区、鉄筋コンクリート造地上10階建て、総戸数88戸)についてはすでに竣工し、入居を開始している。「ラティエラ横濱鶴見」(鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て、総戸数126戸)は1月末の竣工予定で、2月より入居開始の予定。

 いずれの物件も、テレワーク需要に対応するため共用部にワークスペースを完備。専有部にも一部住戸にデスク設置スペースや稼働間仕切りによる小スペースを確保している。
 共用部の電力は、東京ガス(株)の実質再生可能エネルギー100%の「さすてな電気」を利用し、CO2排出量実質ゼロを実現している。「武蔵小杉」「横濱鶴見」「「横濱大通り公園」に設置した自動車充電設備の電力も「さすてな電気」とし、入居者が利用する電気自動車のCO2排出量も実質ゼロとする。さらに、「武蔵小杉」「横濱鶴見」には東京ガスが提供する集合住宅向けの電気自動車充電サービス「EVrest(イーブイレスト)」を導入。アプリ活用により利便性向上を図る。

「ラティエラ横濱鶴見」には、集中作業向けの個別デスクのスペースのほかに、大きめのソファでゆったり過ごせるスペースも用意

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再生可能エネルギー

短期間に再生し、あるいは消滅しない燃料源から取り出されるエネルギーをいう。そのような燃料源として、太陽光、風、流水、植物・バイオマス、地熱などがある。

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