不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/1/26

22年の近畿圏マンション、平米単価が過去最高更新

 (株)不動産経済研究所は26日、2022年12月および同年1年間(1~12月)の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。

 同年の近畿圏のマンションの新規発売戸数は、1万7,858戸(前年比5.8%減)と2年ぶりに減少した。エリア別では、大阪市部7,167戸(同9.8%増)、大阪府下3,599戸(同7.7%減)、神戸市部1,506戸(同38.3%減)、兵庫県下1,993戸(同29.0%減)、京都市部1,973戸(同29.1%増)、京都府下331戸(同43.0%減)、奈良県334戸(同60.6%増)、滋賀県744戸(同12.3%減)、和歌山県211戸(同93.6%増)となった。

 1戸当たりの平均価格は4,635万円(同1.6%上昇)と上昇し、1991年以来の高値に。1平方メートル当たりの単価は77万4,000円(同3.1%上昇)と、73年の調査開始以来の最高値となった。月間契約率(平均)は72.7%(同2.9ポイント上昇)と、2年ぶりに70%を超えた。

 23 年の発売戸数は1万8,000戸程度を見込む。

 また、22年12月の近畿圏マンション発売戸数は2,952戸(前年同月比5.0%増)と、2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。1戸当たりの価格は4,006万円(同6.3%下落)と2ヵ月連続で下落。1平方メートル単価は75万4,000円(同6.0%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇した。月間契約率は74.8%(同1.3ポイント上昇)。即日完売物件は1物件・1戸。販売在庫は3,905戸となり、前月末に比べて368戸増加した。

 23年1月の発売戸数は700戸程度を見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。