
東急不動産(株)は31日、住まいのデータを活用したヘルスケアサービスの事業化に向け、「キレイになる家プロジェクト」の実証実験を開始したと発表した。
同社グループでは、居住者のウェルビーイングな暮らしの実現に向けた取り組みを行なっており、同プロジェクトはその一環。居住者のライフスタイルを充実させるヘルスケアサービスの提供を目指して、参画企業とともに実証実験を行なう。
第1弾として、同社が開発した都市型賃貸レジデンス「コンフォリア森下リバーサイド」(東京都江東区、総戸数180戸)において、IoTデバイスを使い、住環境や住生活から取得できる肌データや睡眠データ、温度や湿度といった空間データなど、約40種のデータを取得。それを活用し、オルビス(株)や(株)東急スポーツオアシスと共に居住者に対し美容・運動に関するアドバイスやコンテンツなどを提供する。実証実験は23年6月までの予定。
今後、住まいのデータを生かしたヘルスケア領域でのサービス展開を目指していく考え。