不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2023/2/3

グループの建築資材会社を統合/三井ホーム

 三井ホーム(株)は3日、三井ホームコンポーネント(株)との経営統合を発表した。

 三井ホームを存続会社とする吸収合併で、三井ホームコンポーネントは解散。同社は三井ホームの100%子会社のため、株式や金銭等の割り当てはない。

 三井ホームは1974年の創立以来、オーダーメイドを中心に25万棟の建物を供給してきた。一方、三井ホームコンポーネントは、三井ホーム向けに建設資材を国内外から調達。製造・加工、施工業務請負等を担うほか、一般市場向けの事業も手掛けてきた。

 住宅市場を取り巻く中長期的な事業環境を見据え、これまで製販分離であった両社の事業を統合。製販一体となった事業構造に転換することで、マーケットニーズに的確に対応し、事業競争力を強化する。今後は調達・購買・物流機能の一体化により業務の効率化・最適化を推進し、さまざまな面でのコストダウンや事業工期の短縮を図っていく。事業における川上・川中領域に製販一体で積極的に関与することで、国産木材の調達力強化・利活用拡大により脱炭素社会の実現に貢献するとしている。

 効力発生日は4月1日。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。